テディベア |
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ぬいぐるみマスコット |
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①型紙およびサンプルの製作 | イメージ画や参考見本を元にサンプルを製作します。数回の修正を加えてお客様のご要望に出来るだけ近づけます。 |
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②生地・部材の手配 | 製作数量が多い時やお客様のご要望がある場合は生地をオリジナル製作します。それ以外の場合は既製生地からお選び頂き調達します。 |
③抜き型(金型)製作 | 国内では刃高3〜4cmのスウェーデン鋼型を使用するのが一般的です。中国では1度に多く裁断できるように同じ型を数個製作し、溶接づけするのが一般的です。縫製の際に必要なアタリ(合い印)もあらかじめ付けておきます。 |
④裁断 | 通常はプレス型裁断機にて、セットされた生地に抜き型を設置しプレス裁断します。裁断後にほつれが大きい生地の場合は、熱で溶かしながら裁断できる熱線付きの抜き型を使用します。 |
⑤縫製 | 基本的には生地の裏側を表にしてパーツごとに縫製し、ミシンで縫えるところまでまとめます。生地を合わせて縫う時は、裁断した生地にあらかじめ付けられた合い印を目印にしています。 |
⑥検針 | ベルトコンベア式やフラットベッド式、ハンディ式の検針器で針など危険なものが混入していないか厳重に検査します。 |
⑦返し | 生地の裏側を表にして縫いまとめられたもの(スキン)を、返し棒などの専用の道具を使ってひっくり返します。 |
⑧中綿入れ | ひっくり返したスキンに専用の機械で中綿を入れます。スキンにはあらかじめ中綿を入れるための空け口を設けてあります。 |
⑨中綿閉じ | 中綿を入れた空け口を手縫いで閉じます。 |
⑩仕上げ | パーツ類を付けたり中綿のかたよりを整えたりして仕上げます。毛足のある生地の場合は縫い目に入り込んだ毛を専用のブラシを使って毛出しします。 |
⑪検品 | 指定どおりに仕上がっているか1つ1つ丁寧に検査します。 |
⑫検針 | 残存金属の混入がないか厳重に検針します。規模の大きな工場ではX線検査機を使用する場合があります。 |
⑬梱包 | コンプレッサーで綿ぼこりなどを吹き飛ばし、ビニール袋に入れて指定の数をケースに梱包します。 |
ナイレックス |
毛足が短くほつれが少ないため加工がしやすい生地です。10cm以下のマスコットの本体に使用したり、小さなパーツに使用することが多いです。 |
ベルボア | ナイレックスよりも毛足が長く、幅広く使用される生地です。 |
ソフトベルボア | 手触りがソフトで加工性が良く、最も人気のある使用頻度の高い生地です。 |
ボア(ファー) | 毛足が長く基布もしっかりしているため、大型のぬいぐるみに使用されることが多いです。 国内では毛足6〜10ミリのボアが定番として色数も豊富に流通しています。 |
コヘア | 毛足にウェーブ加工を施してあるものが多く、肌触りがソフトで立体感のある生地です。 テディベアの生地として多く使用されています。 |
フェルト | ポリエステル製が一般的でパーツに使われることが多いですが、本体生地として使用するとクラシカルな雰囲気を作り出すことができます。 |
モヘア | アンゴラ山羊の毛で織られた希少で高価な天然素材です。 ドイツやイギリス製がほとんどで、高級テディベアなどに使用されております。 |
アルパカ | アルパカの毛で織られた希少で高価な天然素材です。 ドイツやイギリス製がほとんどで、高級テディベアなどに使用されています。 |
中わた(パンヤ) |
一般的にポリエステル製のものが使用されています。 |
ペレット | プラスチック製の米粒のような詰め物で、ぬいぐるみの中に入れて重しとして使用します。 |
プラスチックパーツ | 目、鼻、口などの形に成形されたパーツです。 |
金具パーツ | 小さなぬいぐるみをチャームとして携帯電話やバッグに取り付ける場合に必要な各種パーツがあります。 |
刺繍糸 | 手差し(手縫い)で目や口などを表現する場合に使用する、細い糸をヨリ束ねた専用の糸です。 |
ジョイント | 頭、腕、足などを可動式にする場合に使用します。 主にプラスチック製です。 |
フレックスリム | 腕や足の中に入れて自由に曲げたり捻ったりすることを可能にする芯材です。 主にプラスチック製です。 |
ネームタグ | リボン生地などにロゴや指定表記を印刷または刺繍して、ぬいぐるみ本体に縫い込みます。 |
リボン | ぬいぐるみの装飾用に使用します。 |
プリント |
プリント可能な生地にシルクプリント、転写プリント、昇華転写を施してロゴや柄を表現します。 |
刺繍 | 目や口などのパーツを表現したり、ロゴやネームを刺繍することで質感良く仕上がります。 |
アップリケ刺繍 | 本体の生地に別の生地を上乗せし、その縁取りを刺繍加工します。 表現対象の面積が大きい場合に質感良く仕上がります。
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スプレー吹き付け | ぬいぐるみが立体的に仕上がった後に、生地に直接スプレーして色付けします。 毛足の長さによって色付けの濃淡が生じ、独特な雰囲気を演出できます。 |
